子どもの足
このページでは子どもの足のことをまとめました。
私が整体院を開いたきっかけが実は・・・
私が整体院を開こうと思ったそもそものきっかけは、整体スクールでたまたま笠原先生のセミナーを受けて
そのセミナーで聞いたこと・・・今、子どもの足が大変なことになっている。
肩こりや腰痛に悩む子ども、ケガばかりしている子ども、自律神経が不安定な子ども、
笠原先生のフットケアセンターに来院してくる子どもの足のほとんどが外反母趾や浮き指で、
このままの足で大人になると、心身の健康に大きく影響すると聞いたからでした。
私がやらなくて、誰がやる!!くらいの勢いで絶対、今の子どもたちの状況を変えていくんだ!!と思ったからです。
いずれは自分で・・・と漠然と考えていたことが、一気に加速しました。
足は身体の土台
生まれてすぐ~数か月の赤ちゃんの足はM字脚。
この足の形が一番良いので、この時にあら!開きすぎだわ!と思って無理に伸ばそうとしないでくださいね。
抱っこをする時にも股関節が開くような抱き方が良いですよ。
顔が片方にばかり向く癖がある場合、股関節に影響することもあるので、反対側を向くように工夫してね。
首が座って、寝返りをして、お座りからハイハイ。
そしていよいよつかまり立ちを経て歩く。
大抵こんな感じで成長していきます。
無理やり歩かせなくても、時期がくれば歩くので心配しないで。
身体の成長速度は、色々です。
差があって当然と思ってくださいね。
土踏まずは3~4歳ころから。
(一説では、目立たないだけで生まれた時に既にあるともいわれます)
足は7歳くらいまではO脚やX脚になったりします。
注意が必要なのが、まず靴です。
踵がしっかりとしていて、柔らかく包んで、つま先の伸びを邪魔しないもの。
足の成長は大体17歳くらいまで。
つまり、骨はまだ柔らかいのです。
なのでそれまでは、踵の高い靴なども履かない方が良いでしょう。
時々小学生がミュールなどを履いている姿を見かけます。
あぁ~~と、ため息ついてしまいます。
今小学校では・・・
運動が苦手、長く立っていられない、ケガをしやすい、姿勢が悪い、などと言われているようです。
身体の土台である足が不安定なのが、原因だと感じています。
実際、浮き指の小学生が多いと聞いています。
浮き指とは、文字通り足の指が浮いていて、歩く時走るとき運動するときなどで、足の指が使われていない状態のこと。
同じスポーツをしていて、ケガをしやすい子どもとケガをしない子どもの違いは、足にあるはずです。
肩こりや、首こり、便秘や下痢、冷え性、疲れやすいなど自律神経が乱れている子どもが近年増えているようです。
夜更かしや塾通いなどでストレスが溜まったり、生活リズムが崩れたりすることが大きな原因の一つだといえます。
もう一つは、浮き指などで足がきちんと使えていないために、歩く時の衝撃が背中や首、さらに頭蓋骨まで届いて歪みが生じたから。
まず、生活リズムをしっかり立て直すことが必要です。
夜寝る前には脳が興奮しないように、少なくとも就寝の30分前にはテレビやゲームを止める。
朝はしっかり起きる。朝日を浴びる。バランスのとれた食事をとる。
この、食事も大切ですよ。
バランスの良い食事に必要な「まごわやさしい」
まめ類、ごま、わかめなどの海藻類、野菜、魚、しいたけなどのきのこ類、芋類
市販のお菓子やジュースは出来るだけ控えてくださいね。
アレルギーのある場合は特にね。
そして、足を鍛えることも必要です。
昔は浮き指がなかった??
調査をしていないので、それは不明です。
現代の子どもに浮き指が多いのは
①靴が変わったから
昔は下駄やぞうりなどを履いていたので、指をよく使っていたはずです。
オープンな形なので、カカトを合わせて前の方に最低1センチくらいの余裕がないと・・・なんてことはなかったでしょう。
幼稚園、小学校では上履きを履く時間が一番長いのです。
外で履く靴には注意を向けても、意外とこの上履きに注意が向いていないことも、よくあります。
お子さんが一番長く履く「上履き」を見直してみる必要がある、と考えています。
骨が柔らかいうちに、踵の高い靴を履いたりつま先の細い靴を履くことは、足の変形につながることもあります。
見た目で大丈夫と思っても、身体全体に影響を及ぼす可能性は大きいです。
そのような靴は、安易に履かせないようにしましょう。
②裸足になることが少なくなった
いつも靴や靴下をはいていると、指の間隔を忘れてしまうかもしれません。
裸足で芝を踏む感触、裸足で土を踏む感触、畳や木の床の感触も最高ですよ。
裸足で遊ぶことで足裏が刺激されて、筋肉などの良い成長を促進します。
裸足で遊ぶことでバランス感覚も磨かれます。
③思いっきり走ったり、時には転んだりすることが少なくなった
ケガをしないようにって、先回りしていませんか?
あまり走らず転ばずに大事にしすぎていると、運動神経も発達不足になりますよ。
それって、将来の大きなケガへの第一歩だったりするのです。
どうしてって、転ぶことがないと、手を出すっていう動作がわからないのよね・・・・。
転ぶことも一つの学び。小さなケガを積み重ねて成長していきますよ。
遠い昔、私が子どもの頃はみんなズック靴を裸足で履いていたものです。
高いところから飛び降りたり、川原の石の上をひょいひょいと走ってみたり、訳もなく走ってみたり。
とにかく遊びまわっていました。
転んで膝小僧をすりむいて、カサブタを何度剥がしたことか・・・・。
子ども達が自由に遊ぶ姿を見守ってあげてくださいね。
足を鍛えるには
たくさん身体を動かしましょう。
時には裸足で。
そして、足の指の運動をゲーム感覚でしてみましょう。
また、エスカレーターではなく、できるだけ階段を使いましょう。
実は子どもは階段を使うのも大好きなのですよ。
足の指の運動
お母さんやお父さんと一緒に歌いながらやってみて
1.足の指を1本ずつ指のつけ根からゆっくり上に伸ばしましょう
歌 ♪ このゆびパパ 太っちょパパ ♪ とかね~
2.隣り合った足の指2本をそれぞれ持って、互い違いになるように前後に動かしましょう
歌 ♪ ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデル ♪ とか
3.玉砂利の上を裸足で踏み踏み運動してみましょう
歌 ♪ せーんろはつづくよ どこまでも~ ♪ など
床が傷つかないようにダンボールなどを重ねて、玉砂利や小石を入れると汚れません
玉砂利は少し大きめで足裏をちゃんと刺激するようなもの~ホームセンターなどで売っています
小石は川原などで調達!!
5.電車の中でバランスゲーム
ボーイスカウトの集会で、子ども達と一緒に電車に乗ったら必ずやってました
電車が動き出したら、足が床から離れないように身体全体でバランスをとるゲーム
電車に乗ったらすぐに座らせるのではなくて、楽しく身体のバランスを鍛えましょう
小学生、中学生なのに肩こりや首こりなどがある!
そんな時には生活と足を見直してみましょう。
外反母趾や浮き指になっていませんか?
足の裏をペッたりつけてしゃがめますか?
心配な時にはご相談ください。
動画準備中です
子供の足を守るため練馬区からサポートしていきます
練馬区大泉学園にある当院では、お子様の足で気をつけたい事をこちらに掲載しております。お子様の足は骨も皮膚も柔らかく、足のサイズに合った靴を履かないと、変形する恐れがございます。「足の痛み専門院 笑顔の足整体」にお越し頂く方には、O脚やX脚で悩まれている方も多くいらっしゃいます。大人になってから出てきた症状ではなく、幼児期にO脚やX脚の原因を作ってきた事が関係しております。
つまり、子どもの頃からの生活習慣や歩き方の癖、靴選びによって、その後の足が左右されることがあるのです。「足の痛み専門院 笑顔の足整体」では、正しい姿勢や生活習慣、靴選びのポイントなどをアドバイスしております。お子様の足で気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。